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まるで夢を見る者のような、
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幸せ、って思えるのはシュートを決めるために、ゴールを見つめる瞬間。
別にバスケしてたらそれで十分幸せなんだけど、特に、って話。
あの時は最高にプレッシャーがきついんだけど、代わりに決まったときの達成感はハンパないのだ。それはもはや、幸せって言葉じゃ足りないくらい。

「ナキワメーケ、我に使えよ!」

そう、だから、今、わたしは最高の幸せを奪われようとしている。
場所は競技場にある体育館。そこでバスケの試合が行われていて、今からわたしがシュートを決めようとしていたときだった。
急に現れた黄色いダイヤみたいな形の何かがゴールに刺さる。すると、煙が出てきて、それが晴れたら、バケモノが現れた。

「何、これ」

わたしはシュートを決める体勢のまま、呆然と立ち尽くした。チームメイトがわたしの名前を叫び、逃げるように言うけれど、体が動かない。
怖い、よりも先に腹が立った。人が今からシュートを決めようとしたときに何してくれやがる。マジ空気読め。今からシュートを決めて、うちチームが勝つはずだったのに! 優勝って夢に一歩近づけたのに!

「ふざけんなあああああ!!」

気づいた時には走っていた。ボールをダンクさせて、ゴールのバケモノに向かって。そして、ジャンプ。バケモノだろうが、ゴールはゴール。決めてやる!
しかし、現実はそう甘くない。つまり、バケモノの腕が、わたしの体を地面に叩きつけたわけだ。全身が、痛い。筋肉痛がかわいく思えるくらいに痛い。
これでわたし、死ぬのかな。嫌だよ、まだバスケしたいし、優勝したいし、

「夢も……見つけたいのに……」

涙が零れ落ちた、そのときだった。
目の前に緑の光。鮮やかすぎる色に、目を閉じかけた。

『君は選ばれたんだ』
「えら、ばれた……」
『そう! 君こそ、伝説の戦士だ!』

さらに緑の光が強くなる。まぶしい、と思った次に、暖かいと感じた。なんだか、痛みも全部引いたようだ。

「……何?!」

光が消えたとき、男の困惑した声が響いた。目の前に男と、戦うカラフル頭の四人がいた。最近噂のプリキュアだ。

「グリーンハートは、夢来る印」

自分の口が、勝手に動いて何かを言っている。

「かりたてフレッシュ!」

ぱん、と手を鳴らしてジャンプ。着地してつま先で地面を鳴らす。

「キュアライム!」

…………え?
これって、何?





プリキュア、はじめました
(五人目のプリキュアだと?!)(何故わたしがプリキュア?!)(あの子誰?!)(五人目がいたの?)(急にどうして?)(タルト、何か知ってる?)(わ、わいは何も……)(プリプー!)











キュアライム参戦!
基本的に来夢ちゃんはバスケ大好きっ子なので、常にバスケバスケ言ってます。
とりあえず絡み等はこれからぼちぼち書きます。
……来週最終話だって言うのに……←
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