まるで夢を見る者のような、
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半田生きてたァァァァァァァァァァァァァァ!!(絶叫)
まさか半田がGOに出てくるとは思わず、っていうかスタッフに忘れられていなかったことに驚きつつ、テレビの前で大絶叫しました。カーチャンに怒られました←
そんなわけで半田出てきてくれてありがとう記念な話をば。
まさか半田がGOに出てくるとは思わず、っていうかスタッフに忘れられていなかったことに驚きつつ、テレビの前で大絶叫しました。カーチャンに怒られました←
そんなわけで半田出てきてくれてありがとう記念な話をば。
わー、きゃー、と子どもたちがボールを追う。ボールは子どもたちのつま先にあたり、ゴールに向かって転がる。かと思えば、ゴールの前で止められて、またもう一方のゴールに向かって転がった。
「おーい、ディフェンス甘いぞー」
そんな風に指示を飛ばす彼を見て、思わず笑いが零れた。気づいた彼が、わたしの方を見て、少し不満げな顔を浮かべる。
「何で笑った?」
「だって、似合わないなあって思って」
言ってしまったら、笑いが形として出てくる。だめだ、止まらない。お腹を抱えて笑い始めるわたしの隣に、彼が座った。
「そんなに笑うことかよ」
「なんだろう……面白いっていうよりは不自然って感じがして」
はー、と大きく息を吐き出してわたしが言うと、彼は「失礼だな」と鼻から息を吐き出した。
「でも、よかった」
「え?」
「半田くん、まだ、サッカー好きでいてくれて」
自分の声のトーンが下がったことに、自分でも驚いた。彼はわたしの声の変化に気付いてないようで、わたしの方を見ずにサッカーをしている子どもたちを見ていた。
「もう、サッカーしないのかと思ってた。半田くんがサッカーやめちゃったら、わたしとサッカーを繋ぐものってなくなるな、って思って」
「……そっか」
「でもね。フィフスセクターが管理してたサッカー見てても、どうしても、半田くんの姿を思い出しちゃったんだ。そしたら、もう、サッカー見たくなくなっちゃって」
こんなにも、自分の中にサッカーというものが占めていたのか、と。
こんなにも、自分の中に彼が占めていたのか、と。
「多分、俺とお前を繋いだのが、サッカーだったんだよ」
ふいに、彼がわたしをみた。優しく微笑む彼は、あのころと、変わらない。
「覚えてるか? お前がサッカーに興味持ったきっかけ」
「忘れないよ。だって、半田くんがボールぶつけてきたんだもん」
「好きでぶつけたわけじゃないって。アレは事故と、お前の不運だよ」
「最後のは余計だって」
と、言っていたら
「あ、危ない!」
「え?」
頭部に痛みが走った。
「お、おい?! 大丈夫か!!」
「いったぁ……」
「ご、ごめんなさい!!」
慌てた様子で、サッカーをしていた子たちが走ってくる。泣きそうな顔をしている彼らを見ていたら責めようと思う気持ちなんて失せた。いや、元々無かったけど。
「大丈夫よ。はい、ボール。周りに気をつけてね」
「はい! ありがとうございます!」
わたしからボールを受け取った子どもたちが、ぱたぱたとコートに向かって走る。元気だなあ、と思って改めてベンチに座った。
「……やっぱ不運じゃん」
ぷっ、と笑いながら彼が言う。さっきと立場逆転。今度はわたしがむっと表情を曇らせた。
「偶然だよ。偶然」
「でも、その偶然のおかげでこうやって会えたわけだろ?」
そう言うと、彼はわたしの方を掴んだ。そのまま引き寄せられて、頬に温かいものが当てられた。
「……ちょっ?!」
予想外の出来事に、全身の熱が一気に顔に回った。
「どうした?」
「半田くん、いつからそんな風になっちゃったの……?」
昔はそんなじゃなかったのに、と続けると「俺だって大人になったの」とふてくされたように言われた。
「ほら、お前も大人になって綺麗になったから、ちょっとこういうことをしようかと思いまして」
「付き合っても無いのに」
「いいじゃん、これからでも」
何気なく、ものすごく重要なことを言われた気がする。
「これから、一緒に過ごそう」
優しく微笑む彼は、あのころと、変わらない。
変わらぬ日々に、愛を!
(それは、どういう意味で?)(それはお前の望むままで)(……今までそばにいなかったくせに)(その分一緒に居よう)(……そうだね)
だからいい加減半田のキャラが掴めないんだよ(真顔)
とりあえず来週こそ大人半田が触れられることを期待します。だって忘れがちだけど、円堂さんと染岡さんと一緒に初期の雷門イレブンを支えた人なんだよ……?!
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