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まるで夢を見る者のような、
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ほんのり百合風味












愚かな人間だ。私に、戦いを挑むなんて。
小さな町の人間の不幸。それだけのために私の目の前に現れたプリキュアたちは私に戦いを挑む。

「愚かね」
「何ですって!」
「私の目的はお前たちを倒すことではない」

イースやサウラー、ウエスターはプリキュアを倒すことに固執しているが、本来私たちラビリンスの目的はプリキュアを倒すことではない。
あくまで、不幸を集めること。

「お前たちには、用はない」

手を合わせ、ダイヤを召還する。その姿を見て、プリキュアたちの目が大きく開かれた。

「そんな量……、出すなんて」
「あいつらと同じと思わないでちょうだい」
「絶対に、止めるわ!」

ピーチが走り出す。パインとベリーが何か叫んだが、ピーチは構わず走り出した。予想通りの行動に、口元が上がる。

「避けれると、思ってるの?」

ダイヤを投げる。それは一斉にピーチに向かう。

「っ、あああああああ?!」
「ピーチ!!」

ダイヤの直接攻撃を受けて、ピーチが倒れた。

「安心しなさい。お前たちをナキワメーケにしても、意味はないわ」
「何ですって!」
「許さない……!」

パインがぎっと私を見つめ、技を出そうと構えた。

「プリキュア! ヒーリング」
「遅いわ」

たん、と跳躍すれば目の前にパインの驚愕の顔が見えた。その腹に、蹴りを入れると、パインはあっさりと遠くに飛んだ。

「パイン!」
「この程度の存在に手こずるなんて……同じラビリンス幹部として、恥ずかしく思うわ」
「あんた……っ!」

ベリーが強く私を睨む。一番、やりがいがありそうな瞳の彼女を見て、私は笑いが止まらなかった。

「何が可笑しいの?!」
「あなたのそう言う瞳、嫌いじゃない……ううん、むしろ好きよ」
「何言って、」

私が目の前に迫ってもベリーは困惑も驚愕も見せず、むしろ怒りをあらわにした。私に向かってパンチを飛ばしたが、私は容易く避けることができた。食らったら、かなりダメージがありそうだけれど。

「うん、いいねあなた」
「ふざけないで!」
「ふざけたつもりはないわ。きっとあなたからはいい不幸が手に入りそうね」

これは確信。

「今日はこの辺にしてあげる」
「何……を」
「バイバイ、キュアベリー」




それは確信
(あの子の鋭い瞳、ゾクゾクするわ)(……センティ、奴らには手を出さないで。私の獲物よ)(何言ってる! 奴らは俺が倒す!)(彼女たちはなかなか僕の興味をそそるね)
(……ちょっとバカにしていて悪かったわねプリキュア)(きっといい不幸が手に入りそうね)(また会えるのが、楽しみよプリキュア)














センティがヤンデルな件について。
でもセンティは若干ヤンデレだと私、信じてる!
センティの方向が解らない……
最初はサウラーメインだったのだけど考えれば考えるほど、美希たんメインになりつつある……。
とりあえずサウラー→センティ→ベリーで、こころ←美希←南だといい。
ゾクゾクする~は多分Wのせいです(笑)



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